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デザインと日々

サイ・トゥンブリー展を鑑賞してきた。

今日はサイ・トゥンブリー展を観てきた。サイ・トゥンブリーは20世紀を代表するアーティスト。
…とのことだが、イマイチその偉業がよく分かってなかったので、この機会に早速行ってみた次第。
作品自体は何点か何かの展覧会で目にしたことがあった気がする。
抽象的で、叙情的。
絵の具をガーッと画面に描いた絵。
何か分からないけど、どうしてか気になる、惹かれるものがあった、という印象を持っていた。
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ちょうどギャラリートークを始めるところだったので、聞けたことでより理解できたことがまたよかった^_^

なんでも、サイトゥンブリーは野球好きなお父さんに、有名野球選手にちなんだ名前をつけてもらっていたらしい…
なんていうか、あまりアメリカンじゃない名前だなあと思ってた。そういう訳ね…
芸術一家に育った訳でもなく、サイトゥンブリー自身の芸術志向を自分自身で育んでここまでやってきたんだなぁと。

誰にでも優しい人柄だったらしい、でも心を許せる親しい人は5人位だったとか。…あ、なんかそれ分かる。本当に気が合ったり安らぐっていう人はほんの少数だったりする。

また、アトリエ内に入ったことがある人も近しい2、3人位らしい。

アメリカの有名なアーティスト、ロバート・マザウェルに師事していたときいた。
実はロバート・マザウェルという名前初めて聞いた…ロスコとかポロックは聞いたことあるけど。
日本では聞かないよね…さっき調べてみたら、書っぽいものや絵の具をガーッと使った様な絵が出てきた。自動筆記の要素もありつつ、の画家らしい。もっと調べとこ。

神話が好きで、イタリアへ留学したらトルコあたりまで旅をし、この時ビビっとくるものがあった様で、イタリアを気に入ってそれから移住したとのこと。
その時のビビっときたものを描いた絵が展示されてたんだけど、サイトゥンブリー自身にはすごい思い入れのある作品だと思う、が、個人的によく分からなかった…具体的なものと抽象的になってるものとが混在してる。

そろそろ、鑑賞した感想を。
正直に言うと、よく分からんのです。
でも、鑑賞後のゆったりとした感覚が生き生きとした感じ、どういう訳か感覚が蘇る感じがあってそれがよかった。

サイトゥンブリーがハッとした瞬間、息を飲む様な言葉にならない感覚を焼き付けた作品群、そのハッとした言葉にならない感じがなんかわかる様な気がして。
そこにグッとくるのね。

なんか書いてある文字も読める様な読めない様で…意味があるようなそうでもないような、何かの象徴してるのか、そんな深読みはいらないのか。

印象に残っているのは最初の部屋にある炎の花弁。あと、神話シリーズのアポロとヴィーナス、そして黒板にスケッチした様なのもストイックなカッコよさがあってよかった。
ストイックなんだか、激情なのか?
基本ストイックなロマンチストで優しい人なんじゃないかなと勝手に思ったり。
そして頭脳派だよね…。
炎の花弁も作る前に何時間も考えるらしい。そして15分位で画面に焼き付けていくそうだ。絵の具が乾く時間ももどかしいぐらいで、手を使って、身体的に内面を自動筆記しつつ一瞬を焼き付ける。
…カッコイイじゃないですか、もう。

もしや、人気の所以ってこれなのか…⁈

もっともっと作品観たいと思ってしまう不思議な魅力あるアーティスト。