ランチに洋麺屋五右衛門で明太子としらすとカラスミのペペロンチーノを食べてきた。シンプルに素材の味で美味い。
ランチの後に騙し絵の牙を観てきた。
予告とかポスターで「騙し合い」ってのを強調してたんで、どんな風にどんでん返しの展開をもってきて騙してくれるのか気になって観てみた。
結論から言うとちょっと肩透かしを食らった感。こういう展開してくるかー!というような意外性が思ったよりも無かったのよね。これ脚本はよく考えられてるから、きっと元になった原作はもっと面白いんじゃないかという気がした。
大泉洋のクセモノ編集長速水役はハマってて良かった。頭はキレてうさんくさくて腹の中では何か企んでるだろなという感じがプンプンするw私の中で大泉洋はどうもお笑い系に思えてしまうので終盤の屋上でのカッコつけシーンが完全に上滑りして見えてしまうんだよな…。
紙の雑誌からwebへ媒体を移して世界に面白いコンテンツを提供していく。世の中に対して面白いことを仕掛けていけるのであれば舞台はどこでも構わないんだろうなあ速水は。そんな速水も終盤で高野に一杯食わされる訳なんだが。高野は本が好き、良い作品を世に出したいという活字愛があふれてて良かった。なんだか触発されて私も久しぶりに活字読みたい欲が湧いてきた。本、良いよね、私も好きだ。心震える良作に出会えた時は幸せだし。ただ活字を読める媒体は紙の本でなくてもいいと思う派だから、そこでしか買えない本屋さんは正直現実的には難しいと思うぞ。