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日々のライフログ

銀座グラフィックギャラリーで石岡瑛子展鑑賞

昨日は有給で休みだったので、気になってた銀座グラフィックギャラリーの展示を観に行くことにした。

 

その前に、日比谷シャンテの地下でランチ。

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壁の穴でジェノベーゼ。時々食べたいジェノベーゼ…久々に食べたらあれなんか塩分あんま効いてなくないか?こんなもんだっけ?と思った。塩っ気が薄かったがおいしかった。松の実がいいアクセントにもなってて自分でなかなか作れない味。

 

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お昼を食べたら移動して到着。石岡瑛子氏の展示を観てきた。

石岡瑛子展は現美でも開催されてたけどタイミングを逃してみれずじまいだったので銀座グラフィックギャラリーの展示は観ることにした。

 

落下の王国で衣装デザインを担当していたのが印象に残ってて、ずっと衣装デザイナーだと思ってた。と思ってたら実際は違ってて、藝大を出た後は資生堂でグラフィックデザイナーとして働き、その後独立してアートディレクターとして働いていた、という流れなんだとか。元々グラフィックデザイン出身だったのか!

 

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会場に入ったら鮮烈な赤の色彩が目に飛び込む。展示空間も素晴らしくて、世界観につつまれる。

石岡瑛子氏の自身のクリエイティブについての考えがずらりと展示されていて、それを読むと第一線で活躍する人のストイックさ、熱意、クリエイションへの意欲というものが違うなと思うのです。

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展示されてる文章も熱意にあふれてて素晴らしい。刺さるワードが満載。いやホントその通り!と思ったり、なるほどなぁと思うことや、そういう視点もあったか!と思うこと…などなど。私の中で言葉にならずもやっとしていたことがクリアに言葉になっていたりして気づきがあったし、エネルギーをもらえたと思う。

 

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地下の会場では石岡瑛子氏の亡くなる半年前のインタビューがBGMに流れていた。展示内容は初期のグラフィックデザインから独立後のアートディレクションが中心。

自分の中を見つめてオリジナルの最適解を表現する、って言葉で言う程簡単なことではないし、とてもエネルギーがいることだし、それを続けることができるのがすごい。

自分の中に表現したいことが沢山ある人だったようで、それは会社勤めは向かないだろうなぁと思う。独立してからはグラフィックデザインからアートディレクションまで幅広くクリエイティブを発揮して、ポスター、展覧会のディレクション、衣装デザインなどを担当していたそうだ。

デザインするフォルムやビビッドな色彩は緊張感があるし、主張し、また空間に馴染むように存在しているように思えた。

うーん、すごい…。

クリエイションしてる人なら刺さるワードがきっとあるし、気づきやエネルギーをもらえる展示だったわ。