今日は展示を観に都内へ。
東京駅も広いよな…目についたお寿司屋さんでまずは腹ごしらえのランチ。
駅ナカの「すし好 和」さんへ。すしよし わ、と読むのかと思ったら、すしこー なごみ、と読むらしい。
セットメニューはそこそこお値段するなぁ。まあこんなもんか。東京だし、駅ナカだし。代表メニューの「すし好」をサビ抜きでオーダー。
さらにインスタフォローで300円以下のにぎりサービスとのことでフォローして甘エビいただき◎しっかり身がぷりぷりしてて美味だった。お行儀は良くないけど、シャリ半分にしてエビ1匹ずつ乗せて2回に分けて味わって食べるの好きなんだ。甘エビ大好きだわー。身が小さいだけであって、ボタン海老に負けず劣らず美味しいと思うんだよね。
醤油皿がにっこりしてたのでなんだかほっこりしちゃった(*´-`)
寿司ネタは思いのほか鮮度良くて美味しかった。シャリは小さめなのでぱくぱく食べれる感じ。いくらも弾力あって鮮度良し◎穴子がふわとろでうまうま。
個人的にウニの美味しさが良くわからんのだよね…まずいとかいうわけでもないけど美味い!とも思わず。あーしかし寿司美味しかったなぁ…(о´∀`о)
食べ終えたら東京駅でウロウロ迷子になりつつ通り抜け通路を発見してダンジョンを脱出。
てくてく歩いて目的地のアーティゾン美術館へ。ブリジストン美術館がリニューアルしてから初の訪問。
Googleの口コミ見てたらリニューアルオープンしてからの評判が上々なようで。なんと写真撮影は禁止マークついてるもの以外はOK、そして学生は入場料無料という太っ腹なんだとか。もちろん学生ではないのでweb予約(1100円、当日窓口だと1500円らしい。webがお得ね)してスムーズに入場。
以前のブリジストン美術館の原型をとどめない勢いでのリニューアルしてて、現代的なモダンでシックな内装デザインになってて驚いた。めちゃめちゃ良くなってる…!こういう案内サインとかもイケてる感じになってるし!
エレベーターで6階に上がってまずは鴻池朋子氏の展示から。
あちこちに虫がいたり。
↑元々大島の野外で展示していたものを修復して持ってきたらしい。作者いわく、嵐などでビリビリに裂けたところなどもあったそうだけど繋ぎ直し、かえってそれがまた良いとか。
大型の作品なので森の主のような存在感あるな…。
会場の真ん中にドーンとスロープが組まれてて歩いて登っていけるようになっていた。
ここのスロープ足場感丸出しなのでもうちょっと何かで覆うとかして空間に合うようにしてもよかったのでは?と思ったり。。
で、上まで登ってくると滑り台でスイっと降りてこれるという仕掛け。
なんかこの、登って降りる、という循環が鴻池氏の作品のキーなんだなと思う。生きとし生けるものやとりまく自然の循環などを作品から感じるというか。
滑り台から滑り降りたところはこんな感じに襖絵に取り囲まれて氏のワールドの中へ滑り降りる。
鴻池氏、デッサン力が抜群にあるから基本作品クオリティが高く安心して観ていられるわ。なんかよくわからんくても引き込まれて観ていられる。
作品に使用している素材は色々だった。木版、映像、刺繍などなど…その時々によってそこにあるものや感覚に合うもので作っているんだろうな。
作品も多く面白かったんだが、1番印象に残ったのが個人的に氏の文章だった。言葉に表すのが難しそうな感覚を綴ってて、その言葉を選びのセンスや感覚の鋭さに舌を巻く…。だいたい第一線走ってる人の書く文章ってそれもまたうなる面白さなのよね。
エスカレーター下に移動して次はヴェネチアビエンナーレ帰国展「宇宙の卵」へ。
4名のそれぞれ異なる分野のアーティストの協働作品。会場内には自動演奏でリコーダーなどの笛の楽器が不規則に鳴っていたが計算してるんだろうな。どこか能楽のような和の音色になるように仕掛けられていうように思えた。画面に映されていたのは津波石という、津波によって動かされた巨石なんだとか。
4名のそれぞれの制作物がスタンドアローンで動きつつ協働する、というのがテーマだったと思うけど、ちょっとうーんって思ってしまった。結局バラけちゃった感があって。
ちなみに、次のヴェネチアビエンナーレではダムタイプの予定らしい。きちゃったダムタイプ!ギリギリまで攻めた展示が観たい!
次はコレクション展鑑賞。
安定のピカソ。
今観るとまたいいな、マティス先生。
パウルクレー特集の中で面白いと思った1枚。小気味可愛い作品。
パウルクレーって、音楽系の両親から生まれてて、本人もバイオリン奏者で生計立ててた時もあって音楽もできて絵もかけちゃうという多才さ。絵もどこか音楽的でそういうところがカンディンスキーっぽいな、と。
そんなこんなで1時間半くらい鑑賞してて、なかなかエネルギー使うわ。
銀だこに移動して九条ネギたこ焼きを食べてきた。
ハイボール飲みたいところだけど休肝日につきキンキンに冷えた水で。
銀だこってお店によって味違うもんなんだなと思った。ここのたこ焼きは皮が硬くてなんかちょっとイマイチ雑な感じ。作り置きだったから硬くなったのかもしれんけど。とはいえ久しぶりに食べたので美味しかった。