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日々のライフログ

哀れなるものたちを観てきた

映画「哀れなるものたち」を観てきた。18禁なのでどんな内容なんだと思ってたら、確かに色々ショッキングなシーンもあるのでこれはそうなるわな…。東欧的なファンタジーと欲望のエログロな雰囲気が漂う感じ。

予告を観た時に、アートな世界観が気になってたし、評判も良いみたいなので観てみようと思ってた作品。

なんというか、西洋的な幻想的ながら残酷な世界観の映画だった。登場人物達がね、これまた哀れな人達なんだな…。だけどそこを暗く描いていなくて、時にユーモアを交えて描いたり、色彩豊かにアーティスティックに描いてて、ファンタジーな世界観はとても綺麗で良かった。主人公のエマストーンの存在感が際立ってて演技が良い!衣装も独特でカラフルで素敵だし、背景の舞台美術も色彩豊かでとてもワクワクする不思議な世界観でアートな映画だった。

そう、そこは良かったんだけど、ストーリーがあんま好きじゃないんだよな〜。個人的になんかもうこういうストーリー既にお腹いっぱいなのよな。登場人物達が自己中心的で誰にも感情移入出来ない感じだし。所々で残酷さにウッとなる。日本人的な感性で観ると、うーんこういう感覚には同意出来ないなぁ〜と思うのよ。いやしかし映像美的な所は観て良かったなあ〜と思う。

 

3月にはDUNEの2部目が公開されるみたいなので3月の映画も楽しみ!